今回はこういった疑問にお答えしていきます。
結論から言えば「筋肥大目的の筋トレにはNG」です。
もちろんゆで卵は栄養素も素晴らしくアミノ酸スコアも100で優秀。
ではなぜ「NG」なのでしょうか。
理由を説明していきます。
✅この記事でわかること
- ゆで卵の正しい使いみちがわかる
- ゆで卵のデメリットがわかる
【結論】筋肥大目的の筋トレにはゆで卵NG
結論は「筋肥大目的の」筋トレにはゆで卵をNGとします。
なぜ限定的な前提条件をつけているかと言うと、
「ローカーボダイエットを兼ねた筋トレ」には非常に効果的だからです。
分かりやすく説明をしていきますが、その前にゆで卵の特徴を述べておきます。
✅ゆで卵の特徴
- たんぱく質がおおい
- 脂質がおおい
- 糖質がすくない
- 消化がおそい
- 調理がカンタン
これらの特徴を踏まえて読むすすめると分かりやすいです。
筋肥大目的の場合
筋肥大目的での筋トレの場合、ゆで卵はNGです。
筋肥大目的の場合、たくさんカロリーを摂取して体重を増やしていくことが必要。
たんぱく質はもちろん、炭水化物や脂質もいつもより余計に食べるのです。
そんな時に消化のおそいゆで卵を食べてしまうとどうでしょう?
少食の人や女性の場合は特に
「お腹がふくれて他の食材を食べられない」
などの影響がでます。
筋肥大を目的に増量していく場合は
消化の早い食事を何回も摂取してカロリーを稼ぐ必要があり、
ゆで卵のような消化のおそい食材は適しません。
Q.じゃあ何を食べればいいの?
ヘリクツみたいですが、
ゆで卵はだめでも半熟卵ならOKです。
半熟卵はゆで卵に比べて消化時間が1時間違いますから、
比較的パクパク食べることが可能。
ちょっとゆで時間の調整が面倒ですが、
この一手間が消化に大きな影響を与えるのです。
ローファット(脂質制限)ダイエットの場合
脂肪の摂取量を減らして痩せる
ローファットダイエットをしている人の場合、
ゆで卵はNGです。
ここで卵の栄養素を見てみましょう。
たんぱく質を6g摂取するのに
脂肪も5g摂取してしまいます。
仮にプロテイン1回分(20g)と同じだけ卵を摂取すると
脂質は約17gも摂取することに。
もちろん卵の脂質は良質な部類に入るのですが、
ローファットダイエットをしている人には
卵で脂質を17gも摂ってしまうと
牛肉や魚を食べる余地がなくなってしまいます。
ローファットダイエットの場合にゆで卵は最適な食材とはいえず、
むしろNGな食材に分類されます。
Q.じゃあ何を食べればいいの?
ローファットダイエットの場合、
基本は鶏むね肉またはササミがベストです。
もちろん毎日同じ食材では栄養が偏ります。
たまには青魚や卵、大豆製品などの良質な脂質も摂取することを忘れずに。
ローカーボ(糖質制限)ダイエットの場合
糖質の摂取量を減らして痩せるローカーボダイエットの場合、ゆで卵はOK。
むしろゆで卵を食べないで何を食べるんだ!というレベルです。
消化吸収が遅いので
長い時間空腹感を減らせますし、栄養も満点。
常識の範囲内であれば1日に何個たべてもOK!
プラスで青魚やナッツなどから良質な脂質も摂ればなお良しですね!
【おまけ】生卵はダメなの?
わたしも大好きなTKG(たまごかけごはん)やすき焼きで大活躍ですよね。
しかし生卵はとーーーっても中途半端。
ゆで卵や半熟卵と比較してみましょう。
吸収速度 |
吸収率 |
|
ゆで卵 |
3時間 |
調査中…。 |
生卵 |
2時間 |
60% |
半熟卵 |
1.5時間 |
90% |
ふつうofふつうの生卵さん。
なんの特徴もありませんね。
半熟卵にして増量に役立てるか、
ゆで卵にしてダイエットに役立てるか。
どちらかを選びましょう。
【まとめ】どの食材も適材適所、バランスの良い食事を。
まとめます。
Q.ゆで卵の正しい使いみちは?
A.ローカーボダイエット
Q.ゆで卵のデメリットは?
A.脂質がおおめ
どんな時でも万能な食材というのは存在しません。
バランス良く食べてコツコツ筋肉を増やしていきましょう!
もちろんプロテインも忘れずに。
コメント