こんにちは、ありぺです。
どれくらいの重さで始めればいいのかな?
初心者は何kgあげれば凄いのかな?
目標は100kg!それって難しい?
これからベンチプレスを始めようと思っている「ベンチプレス初心者」のあなた!こんな風に考えていませんか?
ベンチプレスに限らず、筋トレを始めるのはハードルが高いですよね。
もしくは、過去にベンチプレスに挑戦したけど伸び悩んで辞めてしまった、なんて方もいるかもしれません。
この記事はベンチプレス初心者の方が、これからのトレーニングの道のり(ロードマップ)をイメージ出来るように情報を網羅して作りました。
✅この記事を読み終える頃にはこれらの情報が手に入ります。
- ベンチプレスの平均重量が分かり自分の目標を設定することが出来る
- 正しいベンチプレスのやり方が分かり、重量が伸びる
- 目標までのロードマップが分かるので挫折せずにベンチプレスに取り組める
ではいってみましょう!
・トレーニング歴4年目
・現在はフィジーク大会初出場へ向け減量中
・陸上(短距離)、柔道経験者
・インターハイ出場経験あり
【その1:正しい目標設定を行う】ベンチプレス初心者の目標は本当に100kgなのか
ずばり、成人男性であれば100kgを目標にしましょう!というのはあまりにも単純
なぜなら体重が100kgの人と60kgの人では力の差があるのは当たり前。
例えば、格闘技だって体重別に分けられてますし、お相撲さんだってとにかく脂肪を付けますよね?「重い≒強い」なんです。
ですから、ベストアンサーはこちらの表の「上級者」を目標に設定することです。
引用元:fitmap
理由:なぜ「上級者」を目標にするのが良いのか
「上級者」を目標とすべき理由は、「真面目に筋トレに向き合わないと達成出来ない絶妙なライン」だからです。
各項目を達成するための目安を、私の経験則を交えて分かりやすく表記してみました。
レベル別トレーニング量目安表
レベル | 目安 | 期間 |
初心者 | ベンチプレスの正しいフォームでやれば上がる | 〜半月 |
初級者 | ベンチプレスに慣れてくれば上がる | 1ヶ月〜3ヶ月 |
中級者 | とにかくベンチプレスをやり続けていれば上がる | 3ヶ月〜6ヶ月 |
上級者 | ベンチプレス以外の補助種目も取り入れて、しっかり対策をして目指さないと上がらない | 6ヶ月〜(1年でも早い方) |
アスリート | とてつもない努力が必要。有名人で言えばダウンタウンの松本人志がココ | 未知の領域 |
もちろん達成出来る期間など、この表には個人差があります。
しかし表をみて分かる通り、「上級者」のラインは
だらだら適当にやってても達成出来ないけど
真面目にベンチプレスと向き合えば達成出来る
という目標設定にふさわしい絶妙なラインだということがお分かり頂けたかと思います。
因みに女性の表はこちら
【その2:正しいフォームを学ぶ】
ベンチプレスに限らず、筋トレは正しいフォームで行うことをオススメします。
例えば、箸の持ち方が変な人って小豆とか掴めないし、鉛筆の持ち方が変な人って字が汚いですよね?
そういう人に限って「こっちの持ち方の方が楽!」「掴めなくても刺せばいいもん!」とか言うんですよ・・・。フォークでも使ってろって話。
・・・おっと、口がすべりました。
正しいフォームはケガ予防にもなりますので、是非とも最初に習得しておくべきです。
変な癖が付いてからでは修正しにくくなりますしね。
分かりやすく正しいフォームを学ぶならこの動画!
ベンチプレスのフォームについて事細かく解説されている動画です。
再生回数は160万回を超えており、それだけ信頼性もあります。
【その3:具体的な練習方法を知る】
ベンチプレス初心者の方の練習方法はただ1つ、ベンチプレスに慣れることです。
しかし、この記事を読んだ方の中には「あれ?自分のこと初心者だと思ってたら中級者だった」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方にも役立つ、各レベルごとの練習方法と頻度をまとめました。
まだ初心者レベルの方は、このロードマップをイメージしておくと挫折する可能性が下がります。
ロードマップイメージ表
レベル | 練習方法 | 頻度 |
初心者 | 自分のフォームを動画撮影して確認しながら練習する。
最初はバーだけ(20kg)でも全然OK! |
出来るだけ毎日 |
初級者 | 徐々に重さを上げていき、ベンチプレスに慣れていく。
重量が上がってくると、バーを胸に向けて降ろすのが肋骨折れそうで怖いな〜なんて思うようになる。 |
出来るだけ毎日 |
中級者 | どんどん自分の限界に挑戦していって大丈夫
この時はまだドンドン伸びていくから面白い |
筋肉痛が治る程度の日数を空ける
目安は中2〜3日 |
上級者 | 5回×2セット が組める重量でトレーニングしていく。
他にも肩や上腕三頭筋も鍛えないとなかなか上がらないので、ベンチプレス以外の種目も増やしていく。 |
他の種目との兼ね合いを見て決めていく
目安の中2〜3日は同じ |
アスリート | ここに到達する頃にはきっともうこの記事を見てはいないはず。
あなたなりのトレーニングが確立しているでしょう。 |
逆に教えてほしい |
【実体験】私がベンチプレス100kg上げるまで
参考までに、私がベンチプレス100kg上げるまでの経験をご紹介します。
はじめに言っておきますが、これは失敗談です。
正しいロードマップが見えていなかったからこそ、遠回りをして間違って・・・。
「しくじり先生」として、軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。
1.高校時代にベンチプレス90kg
当時の私は陸上部でしたが、出場する全ての大会が終わった高3の夏
学校でベンチプレスが流行りました(どんな学校だよ)
フォームも何も分からずただ勢いでやっていましたので、よく怪我しなかったなと思います。
2.社会人5年目から筋トレを始める
きっかけは職場にあった古びたベンチプレス
高校時代の記憶が蘇り私の中でマイブームとなりました。
筋肉は落ちていましたが、60kgはなんとか上がる
そこから訳も分からず100kgを目指すようになりました
3.体重を増やせば上がる
目標を100kgと定めた私はとにかく100kg上げるための最善を尽くしました。
そこで思いついたのが「体重を増やす」こと。
当時65kgだった私はとにかく暴飲暴食をして70kgまで増やしました。
するとあら不思議、筋トレ開始からたった3ヶ月で100kgがあがったのです!
4.手に入れた情けない身体
100kg上がったとは言え、誰かに見せる機会も無い
胸筋より下っ腹のほうが出ているからマッチョに見られない
目標は達成出来たのに、理想の身体とは程遠い身体に仕上がったのです。
5.ゼロからやり直す
今ではまたゼロから始める気持ちでベンチプレスに向き合っています。
それと同時にフィジーク大会出場へ向けてボディメイクも進めています。
現在は体重66kg
ベンチプレスは90kgしかあがりませんが、身体付きはだいぶ変わりました。
【まとめ】ベンチプレスに近道はない!
ベンチプレス初心者の方が、これからのトレーニングの道のり(ロードマップ)をイメージ出来るように情報を網羅してこの記事を書きました。
ロードマップをまとめます。
- 正しい目標設定を行う
- 正しいフォームを学ぶ
- 具体的な練習方法を知る
このロードマップに追加要素として
- 他人と比べない
- 重量ばかりを追い求めない
- やりすぎてケガをしない
この3要素を頭の隅に置いておきましょう。
ベンチプレスに取り組み、そして筋トレに取り組む人が1人でも増えますように心からお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
筆者がベンチプレス100kgに挑戦する動画はこちら
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